そこは安全地帯?/石見銀山群言堂
Posted by まろん on
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なぜ、わざわざそこに潜り込むかな~?
おっと…方向転換ですか?
ぐるぐるっとにゃ!
本当は、新聞の上でごろごろしたいんだけどにゃ…。
天敵ねぇねぇの目の前にゃので、これで我慢するにゃん。
ここにゃら、絶対にねぇねぇにバレにゃいでし!
う~ん…。見え見えだと思うんだけどな…。
少し前の話になりますが、
10月の始め、ダンナ様といっしょに、
ちょこっと山陰の方に行ってきました。
(運転担当のダンナ様。車の中と食事のとき以外は、
ほとんど別行動ですよ~。)
目的地は、昨年の秋にも行った石見銀山。
(昨年の記事は、こちら。)

ちょうど金木犀の花が満開でした。 (10月1日)
辺り一面に甘~い香り。
写真では、なかなかこの花の魅力を伝えられないのが残念。(^^;)
(うちの庭の金木犀は、今が満開の時期。
金曜には雨が降るらしいから、
それまでにたっぷりと香りを楽しんでおかねば…。)
今回は、間歩(まぶ)と呼ばれる銀山の坑道跡には行かず、
去年見損ねた場所を重点的に見て回りました。
「石見銀山公園」の駐車場に車を停め、
歩いて町並み地区へ。
観光客が町の中に車を乗り入れることはできませんが、
町並み地区近くの駐車場にもかなり余裕があり、
前回のようにバスを利用しなくても大丈夫でした。

歴史を感じさせる石造りの橋。
この橋を渡って、町並み地区のメインストリートへ。

銀山の方からずっと流れ下ってきているこの川(銀山川)に沿って、
町並みが続いています。
(写真の場所は通りの裏手になるので、ちょっと寂しい感じ…。 ^^; )

今回、どうしても行きたかった場所が、ここ。
あ~、ワクワクする…!

こんなにバッチリ看板も出ているのに、
去年は、猫のキムチ君に夢中になってしまい、
お店の存在に気がつかなかったんですよね…。 (>_<)
帰ってから、そこがその場所だと知り、
自分のバカさ加減に、ほんと呆れてしまいました。(^^;)
猫だけしか見えない猫バカも、ほどほどにしなければ…。
ということで、今回の旅の主目的は「群言堂本店」リベンジです!(^_^)v
お店の中は、想像していた以上に広くて、
それはそれはステキなところでした。
もとは「廃墟も同然」だったという古民家だそうですが、
長い年月をかけて改装して今の姿になったとのこと。
もとの姿を想像することができないほど美しく、
隅々まで細やかな心遣いが行き届いていて、
本当にため息が出るほど見事な建物です。
午後2時に近い時間で、車の中で簡単な昼食をすませていた私達ですが、
お店の中のカフェの雰囲気も楽しまなくっちゃね。
残念ながら、写真撮影は禁止ということで、
野菜たっぷりのカレーも優しい味のシジミ粥もここには登場しませんが、
本当においしかった~。
通されたのは窓辺のカウンター席。
大きなガラス窓越しに、
四方をぐるっと建物の壁に取り囲まれた坪庭を眺めることができ、
視線を上に向ければ、背景の山と空。
流れる雲をゆったりとした気持ちで眺めながら、なんとも満ち足りた気分に。
(あ~、ここまで贅沢でなくてもいいから、
癒しを感じられる窓が、我が家に1カ所でもあったらなぁ…。)
食事の後、店内をゆっくり見て回り、
許可を得て、中庭の撮影をさせていただきました。

豊かな樹木や草花のある空間。
まるで森の中に迷い込んだような…。
ほ~っと深呼吸したくなるような…。

道路から建物を眺めているだけでは、
ここにこんなステキな場所があるなんて、絶対に分からない…。(^^;)

建物とお庭とのほどよい調和。
う~ん、うらやましすぎるこの雰囲気。

四季折々、きっといろいろな表情を見せてくれるのでしょうね…。

中庭とお店をつなぐ出入り口にも、遊び心が。
灯りの奥は、ブティックになっています。

1階は、カフェ。
2階は、多目的スペース。
広々とした空間の多目的スペースは、
開け放った窓を風が爽やかに通り抜けていき、
開放感抜群でした!

ああ、またいつか、この場所でゆっくりと空を眺めてみたい…。
旅は、石見銀山からまだその先へ…。
次回に続く~。(^^)
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