スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
(ブログ夏休み中につき、こっそり更新です。)
8月1日。
広島市方面に出かける用事のあったダンナ様の車に乗せてもらって、
平和公園まで行ってきました。
6日に向けて式典の準備が既に始まっており、
平和記念資料館の外壁への文字の取り付け作業がちょうど終わったところに到着。
6日の朝は、参列者で埋めつくされる芝生の広場。
これまで何度も訪れたことのある平和公園。
今回は…
「平和の鐘」の周囲の池に咲く、蓮の花を見たかったのです。
白い花弁に赤の斑が入る花です。(「一天四海」という種類でしょうか。参考★)
残念ながら、綺麗に開いている花は見ることができず。
(小さい池なので、花の数ももともと少ないようです。
咲き終わったのも含めて、今年は3輪ほど。)
毎日公園を訪れて蓮の花を観察されている方が、
早い花は7月28日頃、今蕾なのは8月3~4日頃と教えてくださいました。
明日の原爆忌には、遅い花も見頃を終えているかも…。
同じ池に咲いている睡蓮。
こちらは、たくさん花開いていました。
またいつか、綺麗に咲いている蓮の花に巡り会えますように…。
その老人は 公園では靴をぬぐ
「公園ん中をのお 靴をはいて歩くこたあ わしにゃでけんのお
こん土地ん下にゃ わしのとうさんやかあさんが 眠っとるけん……」
上田由美子著
詩集「八月の夕凪」より (8月4日付 朝日新聞 書評欄から引用)
その昔…
今は平和公園となっている一帯が、
原爆投下前は多くの人で賑わう街であったことを知ったときの衝撃は今でも忘れません。
復元された地図に刻まれた街並みには、
一軒一軒の家・商店・会社・銀行・旅館・病院・お寺などの名がいくつもいくつも…。
一瞬で消えてしまった街と人々の命に思いを巡らせながらこの地を訪れるとき、
慰霊碑の前では、せめて日傘をたたみ、帽子を脱いで、静かに手を合わせたい。
あの日から、明日で68年。
平和公園近くの元安川沿い。
木立の陰にそっと設えられた供養の碑。
こうした小さな祈りの場が、広島の街のあちこちに、きっと無数にあるのでしょうね。
夏休み中につき、まろ君出番なし!
「ぽちっと」もお休みにゃ。